次女の1歳児検診で思うこと

次女が1歳児検診を受けてきました。
特に問題なく、順調に成長しているということで安心しました。


実はうちの次女は一ヶ月早産で産まれてまして、体重も1700gしかありませんでした。
しかも産まれてすぐの検査で血糖値に問題があるということで、速攻救急車で大きな病院に運ばれて、
そこから2週間ほどNICU(新生児集中治療室)にいました。


当時は本当に焦った。血糖値が低いって言われても素人の私には何のことだかわからないし、
NICUって言われても何のことだかわからない。
ただ、次女を搬送するため産婦人科にやってきた救急車を見て、背筋がゾクっとしたことは今でも鮮明に覚えている。
病院での再検査、結果が出るまで一人きりで待っていたとき、
次から次に悪いことが頭に浮かんできて恐怖に押し潰されそうだった。
結局再検査の時点で、少し血糖値が上昇していて、命の危険はないということを説明されて
先生の前で涙をこらえきれず、ボロンボロンに泣いてしまった。
いっぱい管を繋がれた、軽くひくほど小さな赤ちゃんは、それでもしっかり生きていたのだった。


そこから2週間後の退院まで、僕は毎日病院に行った。
着替えやオムツ、搾乳した母乳などを届けなくてはならないのだけど、
NICUっていうのは両親しか中に入ることができない。(ちなみに白衣・マスク着用&鬼のような消毒)
しかし、嫁は産後だから一人で車の運転もできないし、体力も回復していない。
そうなると当然僕がやるしかない。僕がやらなきゃいけないんだと強く思った。
「この子には今、俺しかいないんだ。俺がやらなきゃ死んじゃうんだ!」て思った。


その時からずっと思っていることがあります。
当たり前だけど赤ちゃんってアレだぜ?あいつら本当に何もできないんだぜ?
ウンチすらマトモにできないんだぜ?ほんのちょっと放ったらかしにするだけで死ぬんだぜ?
すんごい弱くて、びっくりするくらい儚い命なんだからさ、本当に死なないでほしい。
自分の子供は言うに及ばずなんだけど、他人の子供も死んでほしくない。
無理なこと言ってるのはわかっているんだけど、子供が死なない世の中になってほしい。
ただでさえ弱い命なのに、わざわざ散る必要なんて絶対ない。


子供死ぬな。絶対死ぬな。