無料で独自ドメインメールサーバ構築!(2.ドメイン所有権確認編)

※注意 ドメインの取得費用は含まれていません。あくまでメールサーバの費用が無料ということです。

独自ドメインのメールサーバをGoogle Appsで無料で賄おうという一連の記事です。
前回はこちら


前回はGoogle Appsへの申し込みまで完了しました。今回はドメインの所有権確認を行います。
これを行わないとGoogle Appsサービスを有効にすることができません。
前回も触れましたが、所有権の確認は二つの方法があります。

  • ドメインDNS設定を指定された通り変更する」
  • 「Webサーバに指定されたファイルをアップロードする」

今回は上のDNS設定の変更でドメインの所有権を証明したいと思います。
それでは手順です。

ドメインの所有権確認

管理画面から「ドメインの所有権を確認」リンクをクリックします。


ドメイン所有権の確認方法を選択する画面が表示されます。
セレクトボックスで、それぞれの方法を選択すると手順が表示されます。
◆HTMLアップロードでの手順

◆CNAMEレコード変更での手順

ここで「確認」ボタンを押すんですが、ボタンを押したらGoogle Appsは設定を確認しにかかるので、先に設定をしておく必要があります。
ここではCNAMEレコード変更の手順を紹介します。

CNAMEレコード変更

DNS設定の変更を行うわけですが、手順はドメインがどのようにDNSを管理しているかによって変わります。

等のレジストラDNSサービスを利用している場合は、管理画面でDNS設定を変更できるところがあります。
ちなみにムームードメインでは「カスタムDNS」で以下の様に設定します。

  • サブドメイン」にドメインの所有権確認画面の「2.」で指定された固定文字列を。
  • 「種別」は「CNAME」を
  • 「内容」にドメインの所有権確認画面の「3.」で指定された値を(google.comだと思いますが)


DNSの変更が完了したら確認してみましょう。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してみて、値が表示されればOKです。

nslookup [ドメインの所有権確認画面の2.の文字列].[あなたのドメイン]

確認の依頼

先ほどのドメイン所有権確認画面で「確認」ボタンをクリックしてドメイン所有権の確認を依頼します。


Google Appsダッシュボードの画面に以下のようなメッセージが表示されます。
確認が完了するまで待ちましょう。


次回はいよいよ独自ドメインのメールサーバをGoogle Appsに設定します。
次回:3.DNS設定編