無料で独自ドメインメールサーバ構築!(3.DNS設定編)

※注意 ドメインの取得費用は含まれていません。あくまでメールサーバの費用が無料ということです。


独自ドメインのメールサーバをGoogle Appsで無料で賄おうという一連の記事です。


前回でDNSの所有権の確認を行いました。今回はGoogle Appsドメインの所有権を確認完了したところからです。
ただ、Google Appsの管理画面を見ても所有権が確認されたかどうか判別つかないな…。
探してみたのですが、所有権の確認状況ステータスが見つかりませんでした…。
TOPに出ていた「確認中です」メッセージ↓が表示されなくなったら確認OKてことなんかな…。

Google Appsでメールを有効にする

まずはGoogle Appsの管理画面でダッシュボードを表示させます。
そこで「メールを有効にする」リンクをクリックします。


すると以下のようなメールのDNS設定についての画面が表示されます。


注目するべきは以下の箇所です。これらのMXレコードを各ドメインレジストラの管理画面で設定する必要があります。


前回同様ムームードメインで設定した場合のサンプルを置いておきますね。

※注意!!ムームードメインの場合、メールサーバアドレスの最後のピリオドを入力すると登録出来ない模様!!
ERR:「 内容 」をメールサーバー名で入力してください。│浜松在住のシステムエンジニアのリアル


そしてもう一つ、DNSSPFレコードを作成しておく必要があります。SPFレコードはドメインのなりすましメールを防ぐための設定です。無いと動かないという類のものではありませんが、設定しておくことをオススメします。Authorize email senders with SPF - G Suite Admin Help
v=spf1 include:_spf.google.com ~all


以上の設定を終えたら再度Google Appsのメールの配信設定画面で「指定された手続きを完了しました」ボタンをクリック!


すると管理画面のトップに戻ります。どうやら今回私の場合は速攻MXレコードの確認がとれたようでしたが、
DNSの反映などで待ちが発生する可能性があります。
なにはともあれ、このMXレコードの確認が完了すれば独自ドメインによるGoogle Appsのメール設定は完了です!
最後に次回、メール送受信を行ってみましょう。
次回:4.メール送受信編